第5回Elasticsearch勉強会を開催しました。#elasticsearchjp

Posted by johtani on Saturday, July 19, 2014

目次

第5回Elasticsearch勉強会を開催しました。 遅くなってしまいましたが、まとめてみました。

今回は、Elasticsearchに入って初の勉強会でした。タイミングが良いことに、Honza、Igor、Shayの3名がトレーニングのために 来日していたため、特別回ということにして、話をしてもらいました。

そして、サムライズム@yusukeさんにテキスト翻訳してもらいました。 早くて正確なタイピング+翻訳、本当にありがとうございました。

開場提供していただいたリクルートテクノロジーズさん、ありがとうございました! 次回もよろしくお願いします! 参加していただき盛り上げていただいた参加者の皆さんもありがとうございました。

動画があとで、アップされる予定です。お楽しみに。

Honza’s talk

  • djangoの開発者!であり、ElasticsearchのPythonクライアント、Curatorの開発者
  • Python Clientを利用しながら、ライブコーディングのような形で説明する方法が新鮮
  • Aggregationの便利さについての説明
  • Python Clientがクエリを組み立てるのにすごく便利そうだった
  • Pythonユーザが結構いたので助かりましたw

Igor’s talk

スライド:elasticsearch data/

  • Snapshot/Restoreの開発などを行っている開発者
  • Elasticsearchのデータ、ディレクトリ構造に関するお話
  • シャードの話から、ディレクトリ構造、メタデータに関する説明
  • transaction logの挙動の説明
  • 検索のフェーズの説明

Igorは、実は私がElasticsearch社の人とコンタクトがとれた最初の人だと思います。 第1回Elasticsearch勉強会が開催する当日に帰国されるという不運だったのですが、1年越しでトークしてもらえました!

QA

ShayをメインにいくつかのQAをしてもらいました。 NetflixなどのMeetupの動画で見てたのですが、こんな形で日本でも実現できるとは。

  • Q: なんで、ファイルデスクリプタの設定を大きくするの?
    • A: Luceneのインデックスは複数のセグメントから構成されている。メモリに作られたあと、ファイルにfsyncされる。
  • Q: KibanaでAggregation使いたいんだけど?
    • A: Kibana 4で対応するよ!異なるフィールドの値を1つのグラフにすることも出来るよ!
  • Q: なんでElasticsearch作ったの?
    • A: 暇だったからw奥さんのレシピ検索を作ってみようと思って作り始めて、Luceneを触って感動して。。。検索すげー、Compassってのを触ってこれもすごいと思いつつ、もっとLucene活用できるんじゃないかということでElasticsearch作ったんだ。奥さんのレシピ検索?まだ完成してないよw
  • Q: 2000くらいスナップショット撮ったらパフォーマンスが悪くなっててなんで?
    • A: 差分でスナップショットを作るんだけど、差分の計算に昔のスナップショットを見るので、定期的に新しくしたほうがいい。もし、気になることがあったらIssue上げたりMLに投げてくれるとうれしい。
      (あとでちょっと聞いたけど、古いスナップショットを消すのも有効っぽい。差分でスナップショットを作るけど、昔のを消した場合は、新しいスナップショットが利用しているファイルは残る仕組みになっているから。)
  • Q: Relevancyのチューニングってどうすればいい?ドキュメントが少なくない?
    • A: ドキュメンテーションは頑張ってるので、応援してねwあとは、definitive guideも参考になるよ。スコアはfunction_scoreクエリがすごいのでいろいろ使ってね。MVELをGroovyに帰る予定。性能もだけど、サンドボックス的な意味もあります。
  • Q: 次のVisionは?現時点は検索だけど。(最後の質問がとてもナイスで、助かりましたw私がしたほうがいい気がするww)
    • A: 今後はアナリティクスのプラットフォームに向かってる。Aggregationとかね。メモリ効率よくしたりしてるよ。あとは、Field-collapsionも実装中だよ。あと、マシンラーニングとかもね。データを探索するための機能を色々作ってくよ。障害性にも。チェックサム機能をLuceneに入れて、ESにも入れていく予定。Zenの機能も改善している。

まとめ

今週は、トレーニングがあったり、いろいろな打ち合わせがあったりと、テンパってたので至らない点が多かったかもしれないですが。。。 楽しんでいただけと思います。 数日、Shay、Honza、Igorと行動を共にして、本当に情熱のあるチームでユーザのことを気にかけているなと感じることができました。 少しでもその片鱗を勉強会で感じてもらえたんじゃないかと。特に、QAでのShayによる情熱が伝わったんじゃないかと。

懇親会でも数人の方から、日本語のサポートを望んでいるという声も頂きました。 興味のある方は私までコンタクトいただければと。

あと、@yusukeさんのテキスト翻訳が素晴らしくて、参加してもらった方たちも絶賛してました。 次回も英語スピーカーの場合に助けてもらえると嬉しいです(私もそこまで出来るように頑張ります)

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