Elasticsearch 1.4.2および1.3.7リリース(日本語訳)

Posted by johtani on Thursday, December 18, 2014

目次

※この記事は次のブログを翻訳したものになります。

原文:elasticsearch 1.4.3 and 1.3.8 released

本日、Lucene 4.10.3をベースにしたElasticsearch 1.4.3と、セキュリティフィックスとバグフィックスリリースである、Elasticsearch 1.3.8をリリースしました。 ダウンロードおよび変更リストはそれぞれ次のリンクからアクセスできます。

過去のリリースに関するブログ(公式)はこちら。

すべての変更については1.4.2のリリースノートおよび1.3.7のリリースノートをごらんください。 以下では、重要な変更について紹介します。

bug fixes

Elasticsearchに対して広範囲にわたってランダムなテストを行っています。以下の問題を見つけ、修正するのに役立っています。

  • プライマリシャードを持つnodeがレプリカシャードをプライマリから復旧している間に、リスタートした場合に、プライマリ上のトランザクションログが削除されデータをロスする(#8917)
  • scriptインデックスが普及した場合に、ScriptService全体がデッドロック(#8901)
  • Index Writerのロックを強制的に解放することによるシャードの破損(#8892)

パフォーマンス改善

複雑な設定をもつ大きめのクラスタをもつユーザは、小さなスケールではわからない性能ボトルネックに直面します。 彼らの報告が次の改善をもたらす助けとなりました。

  • 使用可能なディスク空間に基づいてシャードの配置を決定する、disk allocation deciderの速度改善とクラスタリスタート後のリカバリ速度の改善(#8803)
  • 以前よりも高速な共有ファイルシステムでのSnapshot生成(#8749)
  • 不要なクラスタ状態変更の削減とそれによるネットワークトラフィックの削減およびリカバリの速度向上(#8933, #8413)
  • index stats APIはシャードリカバリによるブロックしない(#8910)

試してみてください。

ぜひ、Elasticsearch 1.4.2をダウンロードして、試してみてください。 そして、感想をTwitter(@elasticsearch)などで教えて下さい。 また、問題がありましたら、GitHub issues pageで報告をお願いします。


comments powered by Disqus

See Also by Hugo


Related by prelims-cli