目次
※この記事は次のブログを翻訳したものになります。
原文:elasticsearch 1.4.3 and 1.3.8 released
本日、Lucene 4.10.3をベースにしたElasticsearch 1.4.3と、セキュリティフィックスとバグフィックスリリースである、Elasticsearch 1.3.8をリリースしました。 ダウンロードおよび変更リストはそれぞれ次のリンクからアクセスできます。
- 最新ステーブルリリース:Elasticsearch 1.4.3
- 1.3.x系バグフィックス:Elasticsearch 1.3.8
過去のリリースに関するブログ(公式)はこちら。
すべての変更については1.4.2のリリースノートおよび1.3.7のリリースノートをごらんください。 以下では、重要な変更について紹介します。
bug fixes
Elasticsearchに対して広範囲にわたってランダムなテストを行っています。以下の問題を見つけ、修正するのに役立っています。
- プライマリシャードを持つnodeがレプリカシャードをプライマリから復旧している間に、リスタートした場合に、プライマリ上のトランザクションログが削除されデータをロスする(#8917)
- scriptインデックスが普及した場合に、ScriptService全体がデッドロック(#8901)
- Index Writerのロックを強制的に解放することによるシャードの破損(#8892)
パフォーマンス改善
複雑な設定をもつ大きめのクラスタをもつユーザは、小さなスケールではわからない性能ボトルネックに直面します。 彼らの報告が次の改善をもたらす助けとなりました。
- 使用可能なディスク空間に基づいてシャードの配置を決定する、disk allocation deciderの速度改善とクラスタリスタート後のリカバリ速度の改善(#8803)
- 以前よりも高速な共有ファイルシステムでのSnapshot生成(#8749)
- 不要なクラスタ状態変更の削減とそれによるネットワークトラフィックの削減およびリカバリの速度向上(#8933, #8413)
- index stats APIはシャードリカバリによるブロックしない(#8910)
試してみてください。
ぜひ、Elasticsearch 1.4.2をダウンロードして、試してみてください。 そして、感想をTwitter(@elasticsearch)などで教えて下さい。 また、問題がありましたら、GitHub issues pageで報告をお願いします。
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