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※この記事は次のブログを翻訳したものになります。
12/17に、Elasticsearch Marvel 1.3.0をリリースしました。 Marvelの以前のリリースから、Elasticsearchでは様々なことがありました(Elasticsearch 1.4のリリースなど)。 このバージョンでは、モニタリングにクエリキャッシュや新しいcircuit breakerなどのような機能を追加してあります。 Senseのナレッジベースは最新のAPIを含むものに拡張されています。 また、Shieldのリリースに向けた準備として、HTTPsのサポートも追加しました。
アップグレードのために、Elasticsearchの全てのノードに最新版のMarvelプラグインをインストールする必要があります。 また、他のJavaプラグインと同様に、Marvelの新バージョンを有効にするために、各ノードを(1台ずつ)リスタートする必要があるでしょう。 アップグレードプロセスについての詳細は、Marvelドキュメントをごらんください。
まとめとして、ここに本リリースに関する改善点をいかにリストアップしておきます。
agent
- 追加:
- httpsのサポート
- デフォルトのMarvelの設定(以前は常に9200)ではなく、ローカルノードのポートを自動的に検出
- 改善:
- marvelインデックステンプレートに関するエラーチェックと耐障害性(それに対するチェックと追加時のチェック)
- エラーログに関するくり返しの抑制
- URLパラメータによるインデックス名を指定する_bulk exportコマンド。これは、
rest.action.multi.allow_explicit_index
がfalseに設定されているときに有用
- 修正:
- ES 1.4.0のtribe nodeがMarvelのインストール時に初期化されない問題
- 削除:
- UIで表示されないoptional shard level statsを除去
monitoring ui
- 追加:
- ES 1.4.0で導入された新しいcircuit breakerを追加
- circuit breakerのlimitをグラフにプロット
- QueryCacheのグラフを追加
- index throttlingのグラフの追加
- Index writerとバージョンのmapのメモリ使用量のグラフの追加
- 修正:
- Network Transport Bytes Receivedグラフに実際の送信量を表示
- Node Statsダッシュボードでいくつかのスレッドプールの不足
sense
-
追加:
- mappingsをインデックスでオートコンプリートするしないの設定を可能に
- Cluster Reroute API
- Search APIのQuery Cacheパラメータ
- Analyze API
- Validate Query API
- Put Percolator API
- cluster.routing.allocation.*設定
- Function Scoreクエリのweightパラメータ
- Flush API
- Terms Aggregationのshow_term_doc_count_errorパラメータ
- Update API
- _geo_distanceソートオプション
- Significant Terms aggregationを1.4.0にアップデート
- Mapping APIにメタデータフィールドを追加
- Get Index API
- Scripted Metric Aggregation
- simple_query_stringクエリ
- More Like Thisクエリを1.4.0にアップデート
- has_childクエリ/フィルタのmin_childrenとmax_childrenオプション
- terms aggs/significant terms aggsのヒントオプション
- Mappings APIのtransform
- インデックスされたscriptとtemplate * Geo Bounds aggregation
- Top Hits aggregation
- Terms aggregationのcollect_modeオプション
- Percentiles Rank aggregation
- Disk Threshold Allocator設定
-
修正:
- URLオートコンプリートの挙動(プロトコルとホストのような組み合わせ)
- nested typeマッピングのinclude_in_parentとinclude_in_rootの不足
- Rangeフィルタでのgt、gte、lt、lte
- Existsフィルタのオートコンプリート
- Snapshot、Restore APIのリポジトリ設定の時オートコンプリートの失敗
いつものように、Elasticsearch Marvelを改善するために、フィードバックをお待ちしています。 ElasticsearchユーザMLやTwitterに質問や意見お送りください。
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