Delete by Query APIはプラグインへ(日本語訳)

Posted by johtani on Thursday, August 20, 2015

目次

※この記事は次のブログを翻訳したものになります。

原文:The Delete by Query API Is now a plugin

Elasticsearchの2.0.0-beta1では、これまであった Delete by Query API削除され、 新しく Delete by Query plugin置き換えられています。

もし、Delete by Query を利用する場合、2.0にアップグレードしたあとは、プラグインをインストールし、ドキュメントに従ってください。

bin/plugin install delete-by-query

なぜプラグインに?

ElasticsearchのコアなAPIの品質を保つためであり、以前のDelete by Queryの実装は簡単にはフィックスできない大きな問題がありました。

対照的に、新しいプラグインは、安全な実装です。 scanとscrollリクエストでクエリにマッチしたIDを見つけ、そのIDを使って、bulk indexing APIで削除します。

この実装は、遅い必要があります。特に、クエリが多くのドキュメントを削除する場合です。 もし、多くのドキュメントをこのAPIを利用して削除する場合、アプリケーションをテストしてください。 そして、代わりにインデックス全体を消すようなアプローチに切り替えることができないか検討してください。

Delete by Query pluginのドキュメントに、新しい実装についての違いなどのより詳しい説明があります。

Elasticsearch coreを最小限に

プラグインに切り替えることは、簡単な決断ではありませんでした。 多くのユーザは問題なく、Delete by Queryを利用していました。 しかし、危険が常にそこにあり、些細とは言い切れない数のユーザが上記のような深刻な問題に遭遇していました。

さらに、Elsticsearchのコアは信頼できるものでなければなりません。 他のコアAPIを利用して実装できる機能は、コアに含みません。特に、それがバグを含んでいる場合。 コアのすべての機能は強固であるべきで、Delete by Queryは人気があり、高性能ですが、そうではありませんでした。

必要に応じて、このような難しいトレードオフの末、信頼性と品質を選びます。

マッピングの削除の廃止

タイプのマッピングを削除する機能も2.0で廃止されます。 これは、同じフィールド名を、異なるフィールドのタイプで再利用した場合に、インデックスの破損を引き起こす可能性があるためです。

しかし、Match All Queryで、Delete by Queryプラグインに対してタイプを指定することで、タイプのすべてのドキュメントを削除することはできます。 または、1つのインデックスに異なるタイプを複数含める代わりに、個別のインデックスに分割するようなアプローチに変更することを検討してください。


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