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Sofle v2を長らく使っていましたが、コンパクトなのもやっぱりいいよなぁというときにKochi KeyboardからLunakey Miniが発売していました。 小指のあたりの傾斜が使いやすいかも?ということで、組み立ててみました。
もちろん購入はKochi Keyboardさんからです(購入はこちらから)。
Lunakey Miniビルドガイド
作者のYoichiroさんが公開しているビルドガイドが詳細まで書かれています。 こちらをまずは参照してください。
ビルドログ(主にツイート)
私の組み立てについては、Twitterでツイートしていたものがありますので、そちらを貼っておきます。 ちなみに、ツイートしていて躓いているときに、作者のYoichiroさんからたびたびコメントをいただきました。 ありがとうございました!!
間にいくつかコメントを差し込んでいます。
結局両方のダイオードつけてしまいました。今日はここまで pic.twitter.com/3qLI6EpfXB
— Jun Ohtani (@johtani) April 12, 2021
ハンダはつけた pic.twitter.com/ySE9SA3gZn
— Jun Ohtani (@johtani) April 13, 2021
コンスルー問題
左手じゃん、T。Tのダイオード浮いてた。右手も一回全部見直すか
— Jun Ohtani (@johtani) April 13, 2021
ここで問題が発覚。右手(ツイートではぼけていて、左手と書いています)についてはダイオードが1か所浮いていただけなので、はんだ付けですぐ直りました。 左手側が大問題です。そもそも右手につけたProMicroへの書き込みができませんでした。 キーボードによっては、ダイオードなどを付ける前からまず、リセットボタンを付けて、ProMicroを指して書き込みをする場合もあります。 ただ、その書き込みができない。 (ちなみにこのタイミングでテスターをつけっぱなしにしていたのが発覚し、9V電池切れのため翌日に持ち越した。。。)
さて、デバッグのお時間です pic.twitter.com/CaEOv4E5Bg
— Jun Ohtani (@johtani) April 14, 2021
ただ、ProMicro刺した状態で、リセットボタン、リセットボタンの足をショートさせても書き込みはできず、ProMicroのGndとResetの足のショートでは書き込みができる。
— Jun Ohtani (@johtani) April 14, 2021
テスターで調べてみたところ、リセットボタンとProMicroがうまく通電していません。
だいぶ進んだけど、Eの列がおかしいなぁ。さて、どこの接触だ? pic.twitter.com/5tci12Vk05
— Jun Ohtani (@johtani) April 14, 2021
どうも、左手の基盤のProMicroの足の穴がコンスルーとの接触が悪いみたいでした。 コンスルーの足を無理やりまげて(3個のコンスルーの足を折りました。。。)、通電できるようにして解決(結局あとでいくつかの足についてははんだ付けしました)。
終わった。LEDの予備はんだまでやってからおしまいにしよ
— Jun Ohtani (@johtani) April 16, 2021
LED実装
鬼門の表面実装ですが、LEDを1個破損するだけで乗り切りました。ちょっと色はおかしかったですが、これはおそらくProMicroの足のせい。
一個逆につけてしまい、お亡くなりになりましたが、まぁ、良いかな。まずは右手 pic.twitter.com/zldu6fRsXR
— Jun Ohtani (@johtani) April 18, 2021
ソケットの実装x2
ロープロファイル(Kailh choc v1)のキースイッチも試してみたいので、MXと両方のソケットをはんだ付けしました。 両方利用できるのは便利ですね。はんだ付けも楽しいし。
ソケットを片手だけ(両方のソケットつけるのでまだ、1/4) pic.twitter.com/7XFRDx0D0I
— Jun Ohtani (@johtani) April 18, 2021
キースイッチ設置
親指以外にはKailh Box Silentのピンク軸(Kochi Keyboardから)、親指にはKailh Input Club Hako Violet(AliExpressで購入したもの。リンクは遊舎工房のもの)をつけました。 どちらもそれほどぶれもないものです。Silent ピンクはリニアで静かでそれほど力がいらないスイッチになっています。 親指はタクタイルで小気味のいい音が気に入っています。Sofleもこのキースイッチになってます。
残りのソケットつけて、キースイッチも設置して、動確してボトムプレートも装着。残りはキーキャップ。 pic.twitter.com/hGc1TtI6fu
— Jun Ohtani (@johtani) April 25, 2021
キーキャップ+キーマップ
お試しにXDAのキーキャップをはめてみたのですが、キーの境目がわかりにくく、タイプミスが多かったです。 その後のツイートにあるようにOEMに切り替えています。
キーマップについては、Lunakey Miniの作者のYoichiroさんが作ったRemapというブラウザベースでキーマップの書き換えができるツールで楽々変更ができました。JISキーまで対応しているのでJISベースでキーマップを作成している私にはうってつけでした。 Remapの利用方法についてはサリチル酸さんのブログが詳しく書いてあります(本当に頭が下がります)。
Remap使ってキーマップいじったら、すごく楽だった。
— Jun Ohtani (@johtani) April 26, 2021
BLE + LPME-IO化
ここまでで、USB接続で動作はしていたのですが、Sofle同様に3台をBluetoothで切り替えながら使いたかったので、 Corne Light v2につけていたBLE+LPME-IO(Corneの実装などは前のブログを参照)を抜き取って、Lunakey Miniに移植してみました。
BLE ProMicro化は作者の方のブログで行われていたので、LPME-IO対応も何とかなるだろうと。
BLE+LPMEに変えた。後でブログ書こう pic.twitter.com/mGePN52v6k
— Jun Ohtani (@johtani) April 29, 2021
LPME-IOへの対応はCorneとSofleの時に行なったこともあり、なんとなくあたりがついていました。 流れとしては、以下の通りです。
- BLE Micro Pro用の設定ファイルを作成
- LPME-IOのジャンパをはんだでブリッジ
- 1.で生成したコンフィグから、Corne Lightと同じ個所のジャンプをすれば良いとわかったので今回はスキップ
- TRRSのI2C対応
- Corne LightのLPME-IO対応の時と同様にSDAとSCLをTRRSの足にショートカット
- ただ、今回右手側は、下記ツイートのようにOLEDの足からTRRSの足にショートカットしました。Corneの基盤を見ていた時にこれでも行けそうだな?と思っていたので、試してみた次第です。ちなみに、左手はCorneの時と同じPro Microから長い銅線を引っ張っています(電池基盤があったので、外すのがめんどくさかったため)。
- BLE Micro Proにファームウェア書き込み
- BLE Micro Proのサイトの手順に従います。
- 設定ファイルには1.で出力されているLPME用のファイルを使用。
といった感じです。キーマップが設定されていないので、Remapで設定しなおしました。 Remapは、キーマップをPDFで出力する機能までついていて、すごくいいですね。サイコー
あと、足。 pic.twitter.com/W0Wpf5k5SE
— Jun Ohtani (@johtani) April 29, 2021
傾斜がつくように奥側に高さを出すためのゴム足を貼り付けました。 あとは、3台のPCにBluetoothで接続すれば終了です。 (AD_WO_Lのキーを利用して追加していくのを毎回忘れる。。。)
疑問点
ちょっとだけ疑問点がありますが、時間があればそのうち調べるかな。
- Remapはクラウドに設定ファイルをセーブできるけど、json形式で手元にダウンロードしたりはできないのかなぁ?
- LEDは有線じゃないと点かないみたいだけど、音はどうなんだろう?
- 音が出せそうなら、Bluetoothの接続切り替えするときに音の出方を変えるとかをやってみたいなぁ。
まとめ
ということで、Lunakey Miniを組み立てて、BLE+LPME-IO対応してみました。 はんだ付けはだいぶ慣れてきましたし、今回もトラブルがあったおかげでテスターを利用して、どのあたりがおかしいかという調査をするのも慣れてきました。 あとは、キーの配置の違いを体感して、どれが自分に合ってるかなぁ?というのを試したり仕様と思います。 ロープロファイルも試してみようかな。
あ。もちろん、このブログは組み立ててBluetoothで接続したLunakey Mini Rev5、Kailh Box Silentピンク軸+Input Club Hako Violetで書きました!!久々に数字列がないので記号入力とかがちょっとバタバタしましたw
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