「コード・シンプリシティ」を読みました。(Kindle paperwhiteの使い勝手の確認も兼ねて)(Jugemより移植)

Posted by johtani on Wednesday, January 9, 2013

目次

年末から年始にかけて、「コード・シンプリシティ」を読みました。

先日の記事にも書きましたが、Kindle paperwhiteを思いかけず入手できたので、eBookを読みたいなぁと思いまして。 Kindleのお試しも兼ねて読んでみました。

まずは、本の感想。 短めの書籍+読み物なので、サクっと読めました。 題名に「コード」と書かれていますが、コードの実例が出てくる書籍ではありません。 「ソフトウェア」を以下にシンプルに保って、管理しやすくするか、機能追加、テストをやりやすくするかといった指針について書かれています。 機能追加に関して検討しないといけないバランス(先読みしすぎずと実装しすぎないとか)の話や定期的なデザインの見直しなどについても書かれています。 ソフトウェアに関しては動くこともだが、デザインが重要であること。(確かに。) すでにあるソフトウェアについて、どのように簡潔にしていくかという話もありました。 ただ、読んでいて一番重要だと思ったのは、「悪いプログラマーと良いプログラマーの違いは理解力だ」という一文です。 何をしているかを「理解」していないと、根本的な問題点の解決もできないですし、どうすればコードが簡潔になるかといったこともわからないです。 また、やっている作業がどんなもので、何のためにやっているのか、それを行うことで今後にどのような影響があるのかといったことも理解しておく必要があるかと。 ま、ある程度考えながら作業とかしましょうってことですかね。(強引なまとめかも。。。)

で本題です。 Kindle paperwhiteとiPadの使い分けを検討するのも兼ねて本を読んでました。 iPadを持っているのもあり、Kindleはそもそも眼中になかったのですが、めっけ物でした。 やはり実際に使ってみないとわからないことありますねぇと。 paperwihteはつぎのような利点があるかと。

  • 読書に没頭できる。→本を読むというシンプルな目的を達成するものだけが実装されている
  • 目が疲れない→Twitterでも話に上がったのですが、液晶とは異なり字が読みやすいです
  • 軽いし小さい→電車で立っていても楽に持てるし、カバンからの出し入れも楽です(iPadに比べて)
  • 複数の端末のKindleアプリで同期できる。→あまり異なる端末では読まないですが、paperwhiteで読んだところが、iPadでも同期されるのですんなり続きが読めます
  • 電池長持ち

ということで、本を読むのに没頭できるし目が疲れないと。 ただ、つぎの点では不満もあります。

  • PDFは読みにくい。→画面のサイズが小さいので大きめの書籍のPDF版は読みにくいです。
  • PDFは読みにくい。→文字のサイズを変更できないのもキツイです。Kindle専用のmobi形式の書籍が読みやすいです
  • ページめくりに一定時間がかかる→紙の書籍やiPadで書籍を読むのとは異なり、ページをめくるのに時間がかかります。e-inkの再描画の問題かと。パラパラと書籍を読みたい場合は厳しいです
  • 白黒。カラーの電子書籍は読めないですねぇ
  • ソースコードなどもキツイ→長めのコードが書いてある本だとコードが頭に入ってこないです。。。

という感想でした。 今後は基本Kindle paperwhiteを持ち歩きmobi形式の本を読むようにすると思います。 iPadは自炊本やカラーの本を読むとき、映像、ネットを見るような場合に持ち歩くことになりそうです。 私は基本的にMBAを持ち歩いているというのもあるので、paperwhiteのほうが主流になりそうです。 ネットを見るときなどは最悪、MBAを開くでしょうし。 小説とかをメインに読むのであれば断然、paperwhiteだと思います(最近読んでないなぁ)


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